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弊社は三つの社内ブラントにより主に三つの事業を展開しております。

 

ブラント紹介

「Ideaport」ブランド

(主に日本の顧客向け)
・ビジネス通訳及び深セン市(深圳)内アテンド、
・団体視察の手配やコーディネート、
・工場リサーチ等の中国ビジネスのサポート業務を手掛けています。

 

「Ideagear」ブランド

(主に日本顧客向け)
・IoTプロトタイピング(ハードウェア開発)
・試作品の小ロット生産(数百個くらいまで)

 

「TERASU」ブランド

(日本のデザイン会社数社と提携)
(主に中国顧客向け)
・電子製品や小物家電、家具などのメーカー向けのプロダクトデザイン(製品の外観デザイン)のコンサルティング

 

 

事業紹介

中国ビジネスサポート(「Ideaport」ブランド)

  • 深セン通訳ドットコム
    深セン(深圳)のビジネス通訳サポート

 

  • 深セン(深圳)団体視察サポート

過去実績一覧:http://ideaport.jp/sztour

ツアー例:深セン(深圳)先端ITものづくりツアー

 

  • 深センコネファクトリー
    深セン(深圳)の工場リサーチ、工場マッチング、量産委託サポートなど、ものづくり企業を応援します!

 

  • 華強北オタクドットコム

    深セン(深圳)の華強北電気街から電子部品の仕入れやIoTプロトタイピングをサポートします!

   

 

IoTプロトタイピング (「Ideagear」ブランド)

  • ハードウェア開発

ワークショップ例:深センIoTプロトタイピング制作ワークショップ

 

  • Ideagearの開発チーム説明

開発チームを担っているのは、深センでビジネスをしており、なおかつ華強北でハードウェアスタートアップをしている鈴木氏とその同僚及び協力工場です。

協力工場は、深センと東莞だけでなく日本にもあります。この日中混合の開発チームは、現在は主に既製品のIoT化に関する製品の開発及び量産しています。

2018年から徐々に製品を出しております。

 

  • 製品一覧

2018年春、当時既にIoTダンベルもどきのデバイスがありました。これは小さなデバイスをシールでもってダンベルに貼り付けてダンベルの動作回数を記録していましたが、この製品の欠点はどうのような動作をしても回数がカウントされてしまうことです。

なぜなら、実際のトレーニングでは異なる動作ごとに別々でカウントしたいからですが、世の中にこのような製品がなかったためアイデアで開発しました。写真は最初のプロトタイプです。ただそれをお客様に納品したところ、下記フィードバックをいただきました。

1. ジムでは使われる器具の80%はバーベルである。
2. ダンベルは2kgからら20kgまで10種類つくらなければならない。

このままダンベルの開発を進める場合、仮にダンベルの中にデバイス部分を埋め込むと金属が電波干渉するという問題がありますし、合計で10種類に対応する必要があり、金型も含めて膨大な開発コストがかかることが予想されます。

一方で、バーベルの場合は外付けタイプでかつ1種類で対応できそうなことがわかり、ユーザーさんのほとんどもバーベルを利用するということも加味し、一旦ダンベルの開発を中止し、バーベルを開発からすることとなりました。バーベルについては、IoTバーベルの項目をご覧ください。

 

  • IoTピザ窯

こちらは、エンジニア交流会でも大活躍です。

SSHでRaspberryPiにログオンして、vimで制御プログラムを書いてコンパイルして実行することで、誰でも簡単に2分でピザを焼くことができます。温度が600℃まで上がります!

 

①スマートケーキ

スマートフォンで祝いの言葉と画像をアップロードしてケーキの中で表示することができます。また、スマートフォンを通じて再生ボタンを押して画像を再生し、吹き消すことができるLEDキャンドルでテクノロジー風の誕生日を過ごすことができます。

②自動月追跡カメラ 

※2020年8月11日に華強北博物館さんに展示品として提供しました。

手動でカメラの方向を調整することができますが、月を認識して自動で追跡することもできますし、パソコンでコントロールすることもできますし、写真撮影も可能です。

取材班からの取材時の様子

華強北博物館での展示の様子

③キャラプリンター 

キャラプリンターの初期試作品です。プロトタイプは下記ミニプリンターの項目をご覧ください。

 

  • ミニプリンター(開発中)

画面で好きなキャラクターを選び、シールとしてプリントすることができます。
小型化を目指して開発継続中です。

 

  • IoTバーベル(試作品開発完了)

IoTバーベルは日本の無人ジムの要求に応じて開発しました。

スマートフォンやタブレットで、おもりの重量やトレーニングしたい動作などを選択し、ジムのオンラインシステムと連動させて回数やスピードなどを記録することでユーザーさんのトレーニングをサポートします。
筋トレはただやればいいのではなく、たとえば、

1. ダイエットしたい。
2. 瞬発力を上げたい。
3. 重いものを持ち上げられるようになりたい。

など、目的によって適切なトレーニング方法が異なります。バーベルをIoT化することで、バーベル動作のスピードや角度を検知し、データベースと照合して分析することが可能となり、動作スピードとトレーニングの目的が不一致だと判断した場合は、アラームを出すことが可能となります。

IoTバーベルのシステムをアップデート中

引用元:https://randomnerdtutorials.com/esp32-mpu-6050-web-server/

 

  

  • IoT表示デバイス(開発中)

本体と連動して使用するIoTデバイスです。
本体の状態を遠隔から確認することができます。
※現在開発及び量産準備段階につき詳細は控えさせていただきます。

 

  

  • 小型高濃度オゾン濃度計(開発中)

高濃度のオゾンを検出するためには、本来は大きな設備が必要です。
本製品は、小型化したことで携帯可能になりました。
また、暖気運転が不要な仕様となっております。
※現在開発及び量産準備段階につき詳細は控えさせていただきます。

 

  • オゾンメーターテスト品(プローブなし)

小型高濃度オゾン濃度計のプローブなしの廉価版です。
本製品への技術的なフィードバックとテストマーケティングを兼ねて、
小ロットにてテスト販売します。
※現在開発及び量産準備段階につき詳細は控えさせていただきます。

 

  

  • UVランプを使ったデバイス(開発中)

紫外線ランプを使った美容・ファッション系で使用する電子機器です。
筐体のデザイン性を非常に重視しているため、センサーはタッチセンサーを採用し、
LEDのON/OFFや光量調整、ディスプレイのONなどを筐体に触れるだけ可能にしました。
リチウムバッテリー内臓により充電可能です。
※現在開発及び量産準備段階につき詳細は控えさせていただきます。

 

  

  • LEDデスクライト(開発中)

デザイン性が非常に高いデスクライトの電子部分をアイデアギアが担当しています。
LEDの選定、タッチセンサー及びマグネットセンサーの採用、充電方式の決定など、
筐体や構造を除いた電子駆動部分をアイデアギアが担当しております。
リチウムバッテリー内臓により充電可能です。
※現在開発及び量産準備段階につき詳細は控えさせていただきます。

 

  

  • 測温デバイス(開発中)

赤外線センサーにより体温を測るデバイスです。
デバイスのアイデアから筐体データの作成、センサーの選定まで
ゼロからほぼすべてをアイデアギアが担当しています。
リチウムバッテリー内臓により充電可能です。
※現在開発及び量産準備段階につき詳細は控えさせていただきます。

 

その他の実績についてはこちらまでお問い合わせください。

 

プロダクトデザインコンサルティング (「TERASU」ブランド)

デザイナーチーム「TERASU」

日本の大手電機メーカーにてプロダクトデザインの研鑽を積んだ勝沼潤氏、倉本仁氏、石橋忠人氏の3人が深セン、香港で活躍する起業家の鈴木陽介をマネジメントに迎え入れ、中国の顧客にクリエイティブサービスを提供するプロジェクト「TERASU」を立ち上げました。TERASUとは、日本語の「照らす」という意味に由来し、様々な事象の中に埋もれている、もしくは気付かれていない重要な価値をデザインの力で見い出し、再定義して提示するという我々のクリエイティブスタンスを簡潔に表現したものです。 Reddot、IF、Gmark、China Good design、DIA など多くの受賞履歴に裏打ちされた独自のデザイン手法を携えて、TERASUは情報通信機器、家電、音響機器、医療機器、家具などのデザイン開発をブランディングとともに提供します。中国の皆さまと一緒にまだ誰も見ぬ価値を照らし出し、一緒に未来の製品開発をしましょう!

 

 

「TERASU」in SZIDF2019(2019年11月3日~5日 深セン第7回国際工業デザイン展

今回の展示会は、デザインチーム「TERASU」としての初のお披露目の場となりました。さらに、勝沼(Kats)氏は今回の展示会期間中に開催されたデザインイベントの審査員を担当させていただきました。ジャパンブースとして出展した我らがデザイナーチームの作品は、より独特なデザインスタイルで注目されており、中国市場から大きな反響を受けておりました。

   

              「TERASU」のブースが大人気でした。

 

「TERASU」in SZIDF2020(2020年11月2日~4日 深セン第7回国際工業デザイン展

今回は、SZIDFを参戦するのは二回目でした。2020年コロナウィルスの影響で、デザインナーチームは来られませんでしたが、今回は製品を展示しない代わりに動画を大型ディスプレイで流して、日本にいるデザイナーチームとリモートで対談するカタチで行われました。今回も日本チームの独特なデザインを目の当たりにして大人気しました。三日間で、中国のメーカー250社以上、連絡先を交換しました。

  

展示会で実際に流した映像はこちらからご覧ください!