加工

42アロイについて

42アロイはニッケルの42%を含むフェロアロイです。MOS集積回路のフレーム材料として多く用いられています。また、ガラス封着される電子部品の電極材(リード)に用いられたり、ICリードフレームに用いられます。

42アロイの熱膨張係数はセラミック、ガラスとかなり一致していますが、伝熱率、導電率は低いです。また、リードフレームのストリップとしては成分の要求が厳しく、圧延過程では、ローリングミルや圧延のプロセス(焼鈍、厚さ、テンプレート、制御など)に対する要求も高いです。

画像引用元:https://baike.baidu.com/pic/Fe-Ni42%E5%90%88%E9%87%91/23133269/0/e850352ac65c103834fc16aabf119313b17e89dc?fr=lemma&ct=single#aid=0&pic=e850352ac65c103834fc16aabf119313b17e89dc

42アロイの性能

熱伝導:0.159J/cm·s·C

電気伝導率:3%

線膨張係数(摂氏25度~300度):4.6X10/C

引張り強度:490−637 MPa

研究成果

リードフレーム材料は薄型化、高力化に進み、厚さは0.25 mmから0.15 mmへと発展しました。今、既に高強度42アロイが開発され、その強度と硬度は従来の42アロイより50−80%上昇しました。

資料引用元:

https://baike.baidu.com/item/Fe-Ni42%E5%90%88%E9%87%91/23133269?fr=aladdin

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/42%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%82%A4

筆者:陳路安

2020年1月23日