立削り盤は、刃物を取り付けたラムが垂直方向に往復運動をして、穴の内面を加工することを目的とした工作機械である。立削り盤には単刃刃物（バイト）を用いて工作物を切削するのである。立削り盤は生産性や精度が低く、単品や小量生産では内キー溝やスプライン穴を加工することが多く、また平面、正方形型の穴、ポリゴン穴などの加工も可能であり、スルホールや障害段のある内キー溝の加工にも利用されている。
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立削り盤の動作原理
立削り盤は一種の立式かんな盤であり、構造原理上では形削り盤と同じ種類である。バイトがラムによる垂直方向の直線往復運動は主運動であり、工作物が縦横および円周の3方向にそれぞれ行う間欠運動は送り運動である。立削り盤の生産効率は低く、加工表面粗さRaは6.3−1.6ミクロン、加工面の垂直度は0.025/300 mmである。立削り盤の主なパラメータは最大の挿削長さである。
立削り盤の特徴
挿削平面、成形面、キー溝などに用いられ、そして斜度が10°の範囲の金型などの工作物を挿し入れることができ、単品や小量生産企業に適している。立削り盤の作業台は3種類の異なる方向の送り（縦方向、横方向と回転）を持っているため、工作物は一度クランプした後、当工作機械でいくつかの表面を加工する。
資料引用元：
http://www.techplaza.city.higashiosaka.osaka.jp/help/word/cutting/slotter.html
https://baike.baidu.com/item/%E6%8F%92%E5%BA%8A/1285947?fr=aladdin#1_4
筆者：陳路安
2020年2月16日