液晶ディスプレイ(LCD)は、光源等の表面に、液晶の光学特性を利用した複数のシャッターを配置し、様々なパターンでシャッターを開閉することによって図画等を表示する装置である。LCDは、主にITO導電性ガラス、液晶、偏光フィルタ、封止材(シール材)、導電性ゲル、配向層などから構成されている。LCD製造の製造プロセスはこれらの材料の加工と組み合わせの過程である。
以下ではLCDの主な製造工程を紹介する。
1.ARRAY(アレイ)工程
主にTFT基板およびカラーフィルタ(CF基板)を製造する。
プロセス:ガラス洗浄–>成膜–>洗浄–>フォトレジスト塗布–>露光–>エッチング–>フォトレジスト剥離–>洗浄–>テスト
2.CELL(パネル成形)工程
前の工程ARRAYで製作したTFTガラス基板とCFガラス基板を配向処理し、合わせて組み立てて液晶を注入する。
プロセス:TFT&CFガラス基板洗浄–>配向膜形成–>洗浄–>シール材封止–>間隔散布–>液晶注入–>合わせ・組立–>破片切断–>偏光板貼付–>点灯検査
3.MODULE(モジュール組立)工程
CELL工程で加工されたパネルをTAB、PCB、バックライト(BackLight)モジュール、外枠などの多様な周辺部品と組み立てる。
プロセス:ACF実装–>IC接合–>プラスチック塗装–>バックライトフレーム組立–>環境テスト–>検査テスト
資料引用元:
https://wenku.baidu.com/view/179a550787c24028915fc358.html
筆者:陳路安
2020年2月23日