全自動めっきラインは停電中断記憶、ミス自動探索などの機能を持ち、大幅に労働生産性を向上し、性能が安定かつ良好で、そして伝動装置が全ラインの伝動と単独機器の伝動構造を設置し、全自動、半自動、緊急手動及び遠隔操作などの機能を備えている。全自動めっきラインは事前に定められた作業手順、プロセス、時間の要求に厳格に従っているため、作業が中断されることのない近代的な設備である。
全自動めっきラインは動作が速くて安定で、生産量が高く、品質も安定しているが、手動ラインのように自由が効かないため、変更が比較的に難しい。また、投資額が比較的に高いため、決定する前に徹底的に且つ長期的に考慮しなければならない。選択する時は自分の実力、生産量の大小、品種の範囲、品質の要求、管理の等級、自動化の程度、発展の目標など、いくつかの方面から総合的に考慮しなければならない。各種類のめっき工程の操作を完成させる時、ほとんど手作業が必要なく、機械と電気装置を通して自動的に全てのめっき工程を完成することができるため、労働生産性を大幅に高め、製品の品質を安定させ、労働者の労働強度を下げ、労働条件を改善できる。ですので、生産労働者に人気があるのだ。
しかし、全自動めっきラインは設計がかなり複雑で、そして必要な設備、装置の製造や購入のコストも高く、生産、修理、メンテナンスなどの仕事も比較的に複雑であるというデメリットがある。
筆者:陳路安
2020年4月12日