製造

深セン製造から深セン「智造」まで

深センは国内戦略的新興産業の重要な基地であり、産業規模が大きく、集中性が強いという利点がある。一部のハイテク製造業の分野では、中国をリードする優勢企業を形成した:例えば、華為、中興などの企業が通信設備産業の発展をリードし、テンセント、キンチョウなどの企業がインターネットとソフトウェア産業を筆頭にした。百麗、周大福などの企業は伝統優勢産業の高度化を促進し、富士康などの企業が世界のハイエンドの製造とサービスの提供会社になった。世界知的財産権機関などが共同で発表した「2017グローバルイノベーション指数報告」で、深セン-香港地区は「デジタル通信」を主なイノベーション分野として、世界の「イノベーションクラスター」の中で第2位にランクインした。アメリカのシリコンバレーを抑え、東京-横浜地区に次ぐ2位となった。

画像引用元:https://www.sohu.com/a/227797987_572698

「深セン智造」を最も表現できるのは、11平方キロメートルの科学技術園というエリアだ。1000社以上のベンチャー企業が誘致され、そのうち上場企業は67社、団地内には約10万人のハイテク人材が集まっている。科学技術園は現在就業人口が10万人近くで、このデータは絶えず増加している。

統計によると、昨年のハイテク製造業の増加額は13.3%増加し、67.3%を占め、前年より1.7%増加した。電子情報製造業の増加値は14%増加し、61.3%を占め、前年度より3.7%向上した。

この他、深セン市の産業向上も大きく進展している。先端炭素材料「カーボンナノチューブ」(CNT)や半導体などの製造業の上流領域で高性能材料や部品を生産する創始企業が相次いで誕生した。過去に主に組み立てを担当していた「世界工場」の深センは進化しつつあり、世界製造業の版図は変化する可能性がある。

資料引用元:

http://www.sznews.com/news/content/2019-03/27/content_21513831.htm

https://tech.sina.com.cn/roll/2019-04-12/doc-ihvhiqax2037205.shtml

https://www.sohu.com/a/227797987_572698

筆者:钟珮瑜

2019年4月15日