リニアガイドは機械の重要な部品であり、応用の範囲はとても広い。これはターレットフライス盤、ガントリーフライス盤、旋盤、スパークマシン、垂直旋盤、グラインダー、木工機械、印刷機械、紡績機械、包装機械及び産業機械などの機械分野で使用されている。
直線加工のプロセスは、粗面処理とハーフアップ処理の2つに分けられる。手順に従い、中間に2回の熱処理を挿入し、仕上げ段階に研削とスクレーピングの2種類の形式を使う。粗面処理をして部品の大部分を除去し、この加工のプロセスで熱量と加工応力が発生し、部品の変形を減らすのため、全体の加工プロセスで切削三要素の選択に注意する必要がある。その上、変形の影響をさらになくすために、部品の設計寸法と形状公差の要求を保証し、精密加工処理を経て変形状況を減少させ、図面の設計要求を達成する。
画像引用元：http://www.dgcsk.com.cn/news_view.asp?id=227
焼鈍処理の面では、最初に焼鈍する目的は鋳造応力を除去することである。50～100℃/hの速度で500～550℃まで加熱し、3～5 h保温した後、20～50℃/hの速度で200℃まで冷却してから、空冷処理を行う。
その一方、硬化処理においては、粗面処理に加工応力が発生し、加工が完了してから放置されていた応力が放出され、部品が変形してしまう。これは加工が完了したばかりの時の寸法精度と形状精度に対して不正確であり、誤差効果を生じるかもしれない。それゆえ、工程の粗面処理とハーフアップ処理が完了した後、加工の応力を取り除くために、部品に対して硬化処理を行うべきである。100℃/h以下の速度で500～550℃まで加熱し、4～6 h保温した後、20～30℃/hの速度炉で200℃まで冷却してから、空冷処理を行う。
資料引用元：
http://blog.sina.com.cn/s/blog_179acd53f0102xi1g.html
http://blog.sina.com.cn/s/blog_182fd4d9c0102xd6u.html
http://www.dgcsk.com.cn/news_view.asp?id=227
筆者：孔靖茵
2019年5月18日