成型

深セン・順送型

順送型(progressive die)は通常、行う工程にあわせて作られている。板状の材料から必要な形状の部品を切り取る作業となる「打ち抜き」、「穴あけ」、板材を直線や曲線に沿って切断する「せん断」、「縁取り」、「縁仕上げ」、「曲げ加工」、「絞り加工」といった加工内容がプレスで実現可能なものである。

単発型がこうした工程のいずれか一つを盛り込んだ型であるのに対し、順送型は一つの金型の中に2つ以上の工程を等ピッチに配置している。順送では加工は一工程であるため、1度プレスをしたら材料を工程間ピッチ長さで少し送り、またプレス、同様にまた材料だけを順送りしていくことで製品を加工することができる金型である。

画像引用元:https://baike.baidu.com/item/%E7%BA%A7%E8%BF%9B%E6%A8%A1/11056732?fr=aladdin

その一方、イメージするとわかりやすいが、複数の工程を経るようなプレスであってもブランク材をただ一定の速度で進めていけばよいだけの加工となるため、加工速度がもっとも速くなる。

以下は順送型の特徴である。

1.順送型はマルチタスクシーケンシャルプレスので、一つの金型の中にパンチ、曲げ成型と引張りなどの多くの工程が含まれ、高い生産性を持っている。

2.操作が安全である。

3.自動化しやすい。

4.高速プレスで生産できる。

5.プレス、場所の面積を減らし、半完成品の運送と倉庫の占用を減らすことができる。

6.サイズが非常に要求される部品は、順送型で生産するべきではない。

資料引用元:

https://baike.baidu.com/item/%E7%BA%A7%E8%BF%9B%E6%A8%A1/11056732?fr=aladdin

https://zhidao.baidu.com/question/680323281136935372.html

筆者:孔靖茵

2019年5月24日