表面

硬質クロムの産出量

クロムは銀白色の硬い金属です。金属としての利用は、光沢があること、硬いこと、耐食性があることを使用するクロムメッキとしての用途が大きいです。また鉄とニッケルと10.5%以上のクロムを含む合金はステンレス鋼だと言います。ステンレス鋼ではクロムが不働態皮膜を形成するため、ほとんど錆を生じないので車両や機械などの重工業製品から流し台、包丁などの台所用品まで幅広い用途があります。この金属は産業上、重要性が高いですが、中国での産出量が少なく、主に輸入に頼っています。また、産出量が一番多いのは南アフリカ共和国です。

世界範囲でのクロム資源が多く、その量が約5.1億トンあります。そして国別の産出量からと言うと、南アフリカが一番多く、10200トンあって世界の総量の43.8%占めています。二番目多いのはインドですが、その産出量が3850トンあって世界の総量の16.5%占めています。インドに次いでカザフスタンは3800トンの産出量で三番目に登り、世界の総量の16.3%占めています。調査によると、クロム資源に恵まれている南アフリカはクロムの質が良く、電力資源も安いし、労働力のコストも高くないからクロム産業が発達しています。そして、南アフリカと違い、中国ではクロムの量が少なくて採掘のコストも高いから、国内の需要に満足できないので、輸入に頼らなければいけなくなりました。2017年中国はクロムの輸入額が34.43億ドルに達し、世界最大のクロム輸入国になりました。

画像引用元:http://www.chyxx.com/industry/201809/675223.html

資料引用元:http://www.chyxx.com/industry/201809/675223.html

筆者:孔德珩

2019年6月8日