量産

コルソン合金

コルソン合金(Corson alloy)は普通の白銅を基礎としてシリコンを加える白銅であり、5%~30%のNi、0.1%~3%のSi、銅、他の元素及び不純物を含む。

ニッケルとシリコンがNi2 Si化合物を形成し、その中ニッケルとシリコンの質量比が4である。そのNi2 Si化合物は銅の中に固溶化熱処理でき、共晶温度(1025C))になる場合では最大溶解度が9%であり、温度が下がる場合では溶解度も下がり、室温になると溶解度がほぼゼロになる。

コルソン合金はNi2 Si化合物で強化したので、普通の白銅の耐腐食性があるとともに、白銅の強度が低い欠点を克服し、さらに混合塩水媒質物での耐腐食性は明らかに白銅と洋銀より高い。

10%~20%のNi、1.5%~3%のSi及び銅を含む合金は、熱処理をしたあとの引っ張り強さが780~980MPaに達し、弾性極限が580~780MPaに達し、弾性係数が120000~150000MPaに達し、伸び率が1%~4%になる。

画像引用元:http://setagaya.cn/siliconstrip/show-84-40.html

コルソン合金は広くて電子、電力工業、及び高速道路運送などの領域に応用し、主に電器器械、電子工業用の精密重ね板ばね及び耐腐食性がある器械計器のパーツの作成に使用する。過去では、コルソン合金が高強度高導電性あるため、中国の高鐵の量産化も推進られた。

資料引用元:

https://hq.smm.cn/nie/baike/5586

https://wenku.baidu.com/view/b07d4be8172ded630b1cb6bb.html

http://news.hnu.edu.cn/zhyw/2014-01-22/1466.html

http://www.xjishu.com/zhuanli/24/201710960247.html

筆者:黄燕

2019年6月15日