部品

ローラー製造―各種のローラー

ローラーはベアリングが回転する時に負荷を受ける部品で、ローラーベアリングの中で最も弱い部品である。その製造質量はベアリングの動作性能(例えば、回転精度、振動、騒音、柔軟性などである)に大きな影響を与え、ベアリングの使用寿命の主な影響要因である。

ローラーは種類が多く、形状とサイズによって円錐ローラー、円柱ローラー、球面ローラー、螺旋ローラー、各種のニードルなどがある。

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円柱ローラー

このローラーは主に円柱ローラーベアリングに使われている。また、ローラー部品を直接機械に使用することもできる。このローラーはサイズが標準化されており、商品としてユーザーが自由に選択できるだけでなく、商品の設計にも応用できる。

長い円柱ローラー

このローラーは軸径用と軸径無し用の2種類があり、主に長い円柱ローラーベアリングに用いられ、ローラー部品を直接機械に使用することもできる。

ニードル

このようなローラーは主にニードルベアリング、ユニバーサルジョイントニードルベアリング及びスラストニードルベアリングに使用され、また、ニードルモジュールを直接機械に使用することもできる。このタイプのローラーはサイズがシリーズ化されており、デザインの選択が提供される。ベアリング構造の必要に応じ、ニードルの両端の頭部形状は円錐形、平頭形、円頭形などがある。

円錐ローラー

円錐体を呈し、その角は通常1°~4°20´であり、1°以下または4°20´以上のものもあり、多くは2°である。ローラーの長さは一般にローラーの大端の直径の二倍を超えない。このようなローラーは円錐ローラーベアリングに多く使われており、錐角のローラーがスラスト円錐ローラーベアリングにほとんど使われている。

球面ローラー

ローラーの転がり面は球面を呈している。このローラーを採用したベアリングは自動的なセンタリング性能があり、大きな負荷に耐えることができる。球面ローラーは非対称型と対称形に分かれている。対称形の球面ローラーは優れた性能を持っており、非対称型は淘汰の形式である。このようなローラーはセンタリングローラーベアリングとスラストローラーベアリングに使われる。

螺旋ローラー

特殊断面のスチールバンドを巻いて作った中空ローラーで、左回りと右回りの2種類に分けられる。このローラーの応用範囲は幅広くなく、主に衝撃荷重を受ける螺旋ローラーベアリングに用いられている。

支柱穴ローラー

支柱穴ローラーの中心にはスルホールがある。この穴は支柱を取り付けるために使われる。このローラーの形は円柱形、円錐形、球面形があり、主に特大型のベアリングに用いられる。

資料引用元:

https://baike.sogou.com/v617075.htm?fromTitle=%E6%BB%9A%E5%AD%90

 

筆者:陈芝

2019年7月3日