配線は、一般的に信号や情報、電気が伝わる導線や光信号を伝達する光ファイバなどのこと、もしくはそれを使って回路を構成することを指します。電気部品や電子部品を配線で結線することも配線と言います。配線に使用される電線は日常生活や産業・経済に欠くことのできない社会インフラを支える資材であり、社会生活の動力となる電気やコミュニケーションに欠かせない情報を伝える重要な役割を果たしています。
電線にはさまざまな種類があります。用途からみると、電力用の電線や通信用の電線、機器用の電線、運送用の電線、EM電線に分けることができます。その中でも、機器用の電線は電気機器配線用の電線と電子・通信機器用の電線に分かれています。
機器用の電線とは電気機器、電子・通信機器間の配線及び機器内配線に用いられる電線のことです。近年家庭用電化製品を初めとして、各種電子機器用の電線への安全規格基準の強化、性能向上の要求などがますます強くなっていて、耐熱性や電気特性の良い素材を用いた高品質の各種電線が開発されて多く使用されるようになっています。電子機器用の電線は用途に応じて多種多様のものがあります。構造から、絶縁電線、同軸コード、多心ケーブルと平形電線の四つに大きく分類されています。
資料引用元:https://densenkan.com/know/densen4.html#b31
筆者:孔德珩
2019年8月12日