電気制御回路では、遮断器、接触器、中間継電器、サーマルリレー、ボタン、パイロットランプ、マスター転換スイッチ、行程スイッチという八つの基本的な電気部品がよく見られる。本稿ではその八つの部品を紹介する。
１、遮断器、または自動空気スイッチとも呼ばれ、手動で切り替えることができ、電気エネルギーの分配にも役立つ。さらに、非同期モーターを頻繫に起動せず、電源コードやモーターを保護することができる。万一、過負荷や短絡または低電圧の場合、自動的に回路を遮断するという形になる。
２、接触器はコイル、可動鉄心、静的鉄心から構成される。その接触システムはメイン接点と補助接点から成る。その中に、メイン接点はメイン回路を切り替え、補助接点は回路をコントロールするように使用される。
３、中間継電器は一つの輸入シグナルを複数の輸出シグナルに転換し、またはシグナルを拡大する継電器である。
４、サーマルリレーは電流が部品に通過するとき発する熱量を利用し、熱効果の原理を応用した継電器である。
５、ボタンについては、実際の応用では、通常で必要なコンタクトの数量、使用の場合色によって選ばれる。
６、パイロットランプは、設備の運行状況を指示したり、電器の電源などの状態をチェックしたりすることを担当している。
７、マスター転換スイッチは操作機構、パネル、ハンドルと複数の接点ホルダーから構成されている。各接点はハンドルにおけるギア位置により、黒い点でオンとオフの状態を表示する。黒い点があれば、接点が閉じている状態になり、なければ接点が開いている状態になっていることを示す。
８、行程スイッチは機械運動の位置やストロークを制限するために使用されるものである。
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資料引用元：
筆者：周文薏
2019年9月21日