ブレーキとは、動いている車を止めるために必要な部品です。ブレーキにもいろいろ種類があり、現在の自動車では、固定部品と回転部品の作動面の摩擦を利用している摩擦式ブレーキがよく使われています。取り付け位置によっては、ブレーキはホイールブレーキと中央ブレーキに分けられます。その中でも、回転素子が車輪または半軸に固定されているブレーキをホイールブレーキと言います。回転素子が伝動システムの伝動軸に固定されているブレーキを中央ブレーキと言います。
ブレーキキャリパー は、ディスクブレーキを構成する部品の一つです。車を減速させるという目的からすれば、ブレーキキャリパーの構造において最も重要な部分はピストンです。オポーズドタイプディスクブレーキを例として、ブレーキキャリパーを紹介しましょう。
画像引用元:https://matome.response.jp/articles/2503
オポーズドタイプとは対向ピストン型とも呼ばれるブレーキキャリパーです。こちらも名称からその特徴がわかりやすく、ブレーキキャリパーの内側だけでなく外側にもピストンを持つキャリパーです。ブレーキパッドの面積が大きいものを使用する際に、確実にパッドをディスクローターへ押さえつけるようにするために、オポーズドタイプが採用されることが多いです。
オポーズドタイプではピストン同士がブレーキパッドを挟んで向かい合うような位置関係を持った構造となるので、少なくとも2つ以上のピストンが使われています。
資料引用元:
https://matome.response.jp/articles/2503
筆者:钟珮瑜
2019年10月11日