表面

ユニクロメート

ユニクロメートは一般にはユニクロと呼ばれている。亜鉛めっきの防錆力を高めるためにクロメート処理というのを行うが、金属光沢で赤や黄色や青など虹色をしている表面のものを有色クロメートと呼ぶ。ユニクロは、一般的に亜鉛めっき後に有色クロメート(黄赤緑の干渉色)のことを指している。本来、クロメート処理のみの独立したものだが、亜鉛めっきではクロメート処理が必須のようになっているので、ユニクロといえば、亜鉛めっきとセットで処理するものと考えられやすい。ここではアルミ素材ですから、亜鉛めっきなしで直接有色クロメート処理のことを指していると思われる。

ユニクロは光沢だけを主としたクロメート処理である。正しくは「光沢クロメート」と呼ばれている。また、ユニクロは一般的に一番広く流通しているめっきになっている。そして、下地に電気亜鉛メッキを貼りフッ化物を含んだ溶液でクロメート処理を施す。クロメート被膜は六価クロムの含有率が希少なため耐食性はクロメートより劣る。

他の表面加工と共通することに加え、ユニクロメートには特別な機能が多くある。

1、ユニクロメートの電解質の主成分は、金属クロム塩ではなく、強力な酸化特性を持つクロム酸である。

2、電流効率は非常に低い。クロメート加工中大量の水素が析出し、有毒な液体ミストが発生する恐れがある。

3、使用される電流密度は非常に高く、一般的なめっきの電流密度よりも数倍高い場合がある。しかも、電圧も高いため、12ボルト以上の電源を使用する必要がある。

4、温度と電流密度に対しての要求は厳しく、温度と電流の変化はほぼ固定されている。

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資料引用元:

https://baike.baidu.com/item/%E9%95%80%E9%93%AC/6338237?fr=aladdin#9

https://www.rakuten.ne.jp/gold/nejiya/chiebukuro/info_hyoumen.html

https://mori.nc-net.or.jp/qa9437513.html

筆者:周文薏

2019年10月18日