プレス金型の形式が多くある。工芸の性質によって、打ち抜き型、曲げ型、絞り型、成形型、リベット型に分けられる。
1.打ち抜き型
閉鎖または開放されたアウトラインに沿って、材料を分離させる金型のこと。例えば、パンチング金型、切断ダイスなどがある。
2.曲げ型
ある角度や形状の工作物を得るために、板材のブランクまたは他の素材を直線(曲げ曲線)に沿った曲げ変形にする金型のこと。
3.絞り型
板材のブランクを開口・中空部品に作り、または中空部品に再び形状と寸法を変更する金型のこと。
4.成形型
ブランクまたは半完成品の工作物を、図面での凸型や凹型の金型の形状によって直接に複製して成形するが、材料自体が部分的な塑性変形のみを発生する金型のこと。
5.リベット型
外力によって参与した部品を一定の順序と方式で接続したり、一緒に重ね継ぎしたりして一つの全体を形成する金型のこと。
画像引用元:http://www.sohu.com/a/212707448_100019200
また、工程の組み合わせによって、単能型、複合型、順送型、トランスファー型に分けられる。
1.単能型
一回のプレスのストロークには、1つのスタンピング工程のみを完成する金型のこと。
2.複合型
一回のプレスのストロークには、同じ操作位置で同時に2つまたはそれ以上のスタンピング工程を完成する金型のこと。
3.順送型
ブランクの送り方向には、2つまたはそれ以上の操作位置があります。一回のプレスのストロークには、異なる操作位置で2つまたはそれ以上のスタンピング工程を逐次完成する金型のこと。
4.トランスファー型
トランスファー加工に用いられる金型のこと。基本は単発型と同じである。ただし、トランスファー加工自体が役割の異なる単発型を並べ、プレス製品を順に搬送(トランスファー)していくことで自動加工を実現したものであるため、型自体にもトランスファープレス固有の機能が盛り込んである。
資料引用元:
http://www.sohu.com/a/212707448_100019200
https://www.toishi.info/metal/progressive_die.html
筆者:孔靖茵
2019年10月18日