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汎用工具について

汎用工具とは、電子回路の組み立てや配線工事に使用する汎用性の高い工具である。圧着工具、圧接工具、切断工具、電線剥き工具、ドライバー、ピンセット、レンチ、結束工具などに分類される。

以下幾つかの汎用工具を紹介する。

  1. ドライバー:手動でねじを締めたりゆるたりするのに使用する工具である。ドライバーの刃先により、主にプラスドライバー、マイナスドライバーなどの種類がある。締め付けるねじ頭の形状やサイズにあった刃先を選ぶことが大切である。
  2. ペンチ: 線材をつかみ曲げたり、切ったり作業をする工具である。ペンチの先端にはギザのついたくわえ部があり、その後ろに切断用の刃部がある。使用目的に合わせサイズを選ぶことが重要である。
  3. レンチ(スパナ):ナットやボルトなどの取り付けや取り外しに使われる作業工具である。ボルトはサイズにより適正な締め付けトルクがあるので、レンチもサイズにより適正な長さになるよう調整されている。
  4. ピンセット:人の手では難しい小さなものをつかみ上げたり精密な作業をしたりするための道具である。先端がピタリと合うので、微細なものをつかみやすい。

その他に、汎用工具には、ヒートガンやハンドソー、電線リールなどがある。さらに、電気工事の現場でも安全に使用できる絶縁被覆付の工具や、切削油などがかかる現場にも適した工具もある。しかし、工具銅線専用の切断工具や棒端子用の圧着工具など、工具によって対応できる作業にも違いがあるため、使用環境によって使い分ける必要がある。

画像引用元:https://icweiliimg1.pstatp.com/weili/bl/393822078506369031.jpg

資料引用元:

https://jp.misumi-ec.com/vona2/el_wire/E1411000000/

https://wenku.baidu.com/view/0978ea533c1ec5da50e2707d.html?rec_flag=default&sxts=1572779891368

筆者:陸観鳳

2019年11月3日