プラスチック部品を接合するためのプラスチック加工方法は、溶接と接着となっている。 溶接方法は、電極を使用した熱風溶接、ホットポールを使用したホットメルト溶接、高周波溶接、摩擦溶接、感応溶接、超音波溶接などがある。接着方法は、使用する接着剤に応じて分類できる。よく使用されている接着剤はフラックス、樹脂溶液、ホットメルト接着剤がある。
熱接着法
金属板を電熱ヒーターで加熱し、成形品を加圧して融着させる方法である。フィルムや袋などで多用されている。
瞬間熱接着法
熱接着法の一種ですが、金属リボンヒータに加熱して融着させる方法である。金属リボンヒータは細いので加熱と冷却に要する時が瞬間になるので、接合部がきれいにしっかりと接合させることができる。
高周波誘電加熱接着法
高周波を送ることでプラスチックの部分を加熱して接合させる方法である。フィルム、シートの接合で多用されている。
超音波接着法
プラスチック製品に超音波を与えることで、超音波振動を発生させ、摩擦熱によってプラスチック製品の部分を加熱して接合させる方法である。超音波発信周波数によって接合の強度が変る。成形品の表面のあらさ、意図的な凹凸模様などによって接合を強固にさせる工夫ができる。
二色成形法
二色成形法というのは、2つの射出シリンダーから交互に樹脂を金型の中へ射出することにより、最初に成形された一次側成形品に、後から射出した樹脂でオーバーコートさせて接合させる方法だ。同じ種類の樹脂であっても樹脂の特性によっては接合がうまくいかない場合もある。相性の良い樹脂と強固に接合ができる。
資料引用元：
https://wenku.baidu.com/view/4e5d802fa76e58fafab003d3.html
https://baike.baidu.com/item/%E5%A1%91%E6%96%99%E5%8A%A0%E5%B7%A5/910526?fr=aladdin#2_3
筆者：周文薏
2019年11月15日