表面

焼なまし・焼鈍

「焼なまし」と「焼鈍」は同じ意味で、金属熱処理プロセスのことであり、金属を一定の温度まで加熱し、十分な時間を保ち、適切な速度で冷却する過程を指す(以下は全部「焼なまし」に書く)。正確に言えば、焼なましは金属材料、非金属材料を含む材料に対する熱処理プロセスである。

焼なましの最も主要なプロセスパラメータは最高加熱温度、つもり焼なまし温度である。以下では6種類の焼なまし方法について簡単なご説明になる。

画像引用元:https://baike.baidu.com/item/%E9%80%80%E7%81%AB/1039313?fr=aladdin

完全焼なまし

完全焼なましは平衡加熱と冷却において固体相転移(再結晶)が起こる合金に適用している。その焼なまし温度は、各合金の相転移温度区間以上または以内のある温度である。加熱と冷却の過程は遅い。

不完全焼なまし

不完全焼なましは鉄炭素合金をAc 1からAc 3までの温度に加熱し、不完全オーステナイト化に達し、さらに緩やかに冷却する焼なましプロセスである。

等温焼なまし

等温焼なましは鉄炭素合金をAc 1からAc 3までの温度に加熱し、完全オーステナイト化に達し、さらに迅速に冷却する焼なましプロセスである。

均一化焼なまし

均一化焼なましはインゴットや鋳物を各合金のソリダスライン温度以下の高い温度に加熱し、長時間保温し、さらに緩やかに冷却する焼なましプロセスである。

球化焼なまし

球化焼なましは鋼をAc 1よりやや低い温度に加熱し、A 1の上下周期で温度を変化させ、さらに緩やかに冷却する焼なましプロセスである。

応力除去焼なまし

応力除去焼なましはワークをAc 1以下の適切な温度に加熱し、長時間保温し、さらに炉に従って冷却する熱処理プロセスである。

資料引用元:

https://baike.baidu.com/item/%E9%80%80%E7%81%AB/1039313?fr=aladdin

https://wenku.baidu.com/view/c94669a71ed9ad51f11df237.html

筆者:孔靖茵

2019年11月19日