コンデンサースポット溶接は、コンデンサーを利用してエネルギーを貯蔵し、コンデンサーが瞬間的に放電されると、エネルギーが溶接スポットの小さな面積を溶かさせることができる。 他の溶接方法と比較すると、送電網から得られる瞬時電力が低く、各相の負荷が均衡で、力率が高い。
また、コンデンサースポット溶接は溶接エリアに集中したエネルギーを提供でき、表面品質がよく、変形が小さい溶接品が得られ、そして良好な熱伝導性と電気伝導性が備えたが溶接しにくい非鉄金属を溶接できる。この特徴で、アルミニウム、銅銀、ニッケル金属および合金材料の溶接に対応できる。コンデンサースポット溶接は既に大量に工業生産に応用され、例えば家電製品、電子、金属器具などの業界で使用されている。
コンデンサースポット溶接はコンデンサースポット溶接機械を使う必要がある。
このコンデンサースポット溶接機械はフレーム、加圧メカニズム、変圧器、コンデンサー、コントローラーから構成された機械であり、低炭素鋼、ステンレス鋼、銅および合金の溶接に広く使用されている。
コンデンサースポット溶接機械の特徴
1.操作とメンテナンスが簡単で、コントロールが精確で安定にすることができる。
2.ソフトウェアとハードウェアの組み合わせ、そして同時にコントロールでき、溶接品質と高精度を保証する。
3.コンデンサーの電圧は、1Vの精度から35〜400Vまで任意に調整できる。
4.回路が急速に充放電し、溶接電流が安定しており、充放電頻度が高い。
5.デジタルパネルなので、操作が簡単で、外観もきれいである。
6.ボタン音があり、操作者に操作成功を知らせ、誤操作を防ぐことができる。
筆者:周文薏
2019年11月21日