赤外線溶着とは非接触式の加熱方法で、二つの部品の表面を赤外線で輻射加熱することですぐ接合でき、そして部品を圧着し冷却した後、溶着することである。
赤外線溶着のメリット
- 赤外線溶着技術を用い溶着した部品の接合強度は、他の溶着技術より遥かに高い。
- 部品間の溶着継ぎ手は100%の気密性に達することができるので、風が入ったり、液体が漏れたりすることはできない。
- 部品端面の仕上がりにはくずなどが発生しない。
- 赤外線溶着は複雑な曲面を持っている部品や大型のプラスチック部品にも応用できる。
赤外線溶着機器は短波赤外線の発生器であり、起動も停止も非常に速いという特徴がある。作業中に、その機器は素早く加熱するプラスチック部品の表面に移動した後、数十秒間の程度で、部品の表面を目的の深部まで急速に塑化することができる。溶着部品の材料の特徴により、塑化の時間が違うが、通常的には、塑化の時間には長くとも12秒sかかる。
また、加熱を必要としない部分に放射されないように、3次元レーザ加工によって作られた鋼板を用い、加熱の必要のない部分を赤外線から遮断することで、その部分の変形や破損が避けられるのである。その上、この鋼板は冷却を中止することもできる。
資料引用元:https://baike.baidu.com/item/%E7%BA%A2%E5%A4%96%E7%84%8A%E6%8E%A5/2555832?fr=aladdin
筆者:陸観鳳
2019年11月23日