ダクロタイズド処理とは、金属亜鉛を三価クロム化合物で結合した高い耐食性を有する銀白色の皮膜を形成して、特にその処理工程では、公害の恐れがなくて、そのほかに見られない優れた耐食性を示します。
ダクロタイズドにはさまざまな種類がありますが、主な成分は大体同じです。金属物は亜鉛やアルミになっています。溶剤は基本的には惰性の有機溶剤ですが、無機酸成分はクロム酸です。特殊有機物が入っているダクロタイズドもあります。
ダクロタイズドは下記のメリットとデメリットが持っています。
グタロタイズド処理のメリット
- ダクロタイズド処理は新しくできた表面処理の技術で、伝統的なメッキ加工処理と比べて、より環境に優しい処理です。
- ダクロタイズドの皮膜は薄くて、4-8μmだけですが、メッキ加工処理より耐食性が優れています。
- グタロタイズド処理は耐熱性にも優れていて、300℃以上の高温にも耐えることができます。それに対し、メッキ加工処理100℃しか耐えられません。
- ダクロタイズドは金属に接着しやすいから、処理後の着色もしやすくなります。
グタロタイズド処理のデメリット
- 一部のダクロタイズドには有害な六価クロムが含まれています。
- ダクロタイズド処理は色が少なくて、銀色とグレーしかありません。
- 導電性が弱くて、電気に接続する部品に向いていません。
http://www.wakodenka.co.jp/whats_dakuro.html
筆者:孔德珩
2019年12月1日