ラミネート加工とは、複数の材料を貼り合わせて積層させる加工を指します。印刷品の表面を保護したり、光沢を増やしたりすることができます。日常生活では、本のカバーやアルバム、説明書、地図などにラミネート加工が施されています。
ラミネート加工は現在紙の印刷品に最もよく使用されている加工工芸の一つです。ラミネート加工をした印刷品は、表面が光沢性があって、すべすべしています。また、印刷品の寿命を延ばすほか、防水などのメリットがあります。
ラミネート加工にはさまざまな種類があります。「フィルムの圧着の仕方」という視点から、「コールドラミネート」と「パウチラミネート」の二種類に分けられます。
コールドラミネートは屋外用途のポスターや大きく印刷した写真などに適しています。一方、パウチラミネートは耐水性に優れていて、メニューなどに適しています。
そして、「表面のツヤの出方」という視点から、「グロスラミネート」と「マットラミネート」の二種類に分けられます。
グロスラミネートをした印刷品は光を反射しやすくて、表面がつるつるしていて光沢があります。逆にマットラミネートの印刷品は光の反射を防ぐので、高級感を出すことができます。
資料引用元：
https://www.spinno.com/blog/archives/5509
https://baike.baidu.com/item/%E8%A6%86%E8%86%9C/10100709?fromtitle=%E8%BF%87%E5%A1%91&fromid=7760108
筆者：孔德珩
2019年11月30日