金型はガラス成形に不可欠な装備であり、ガラス生産の品質と生産量は金型と直接関係がある。そのゆえ、金型材料の選択、加工、修理、検査は金型の品質と成形品質を確保するための重要な措置である。
ガラスの成形過程では、金型が高温の条件で長く耐えられるように要求されている。ガラスの型入れ温度は900～1100℃で、型抜き温度は500～600℃ぐらいである。金型中のガラスの滞留時間は普通5～60 sになる。また、金型の材質の耐熱性が悪いと、使用中に亀裂が発生しやすく、製品の表面に多くの亀裂が生じる。それは製品の外観品質だけでなく、熱安定性と強度にも影響する。
画像引用元：https://www.glass.com.cn/glassnews/newsinfo_235885.html
既存のどのガラス成形法を使っても、金型としての作業条件は非常に悪い。熱ガラスの成形と最終的な完成品の製作によって発生した多くの複雑な物理化学と機械過程にかんがみ、金型材料に対して提出された要求は極めて厳しい。
一般的なガラス金型材料は下記の最も重要な性質を備えていなければならない。
1．機械加工がしやすく、割れにくく、耐熱衝撃がある。
2．熱伝導率は良く、線膨張係数は小さい。
3．熱にたえる。
4．組織が緻密で均一であり、接着温度が高く、成形表で光整合性が良く、耐腐食性などがある。
資料引用元：
https://wenku.baidu.com/view/06d659f402768e9950e73867.html
https://www.glass.com.cn/glassnews/newsinfo_235885.html
筆者：孔靖茵
2019年12月10日