表面

含浸樹脂について

含浸樹脂は架橋共重合体が吸着樹脂のキャリアーとして、液体抽出剤に浸し、各種の液体イオン交換剤を吸収する樹脂の一種である。また強化複合材料を生産する時、各種の骨組み材料、例えば木材、織物、炭素繊維、ガラス繊維などに浸すことに用いる樹脂である。よく使われる樹脂はエポキシ樹脂やフェノール樹脂などがある。

樹脂や繊維の種類によって異なる樹脂含浸法を採用することができる。熱硬化性樹脂の予備含浸料を調合するには主に2つの含浸法がある。

1.溶液法

まず、固体樹脂を適当な溶剤で一定濃度の溶液に溶解し、予備含浸機の樹脂槽に入れる。その後、準備できた繊維や織物が樹脂槽に浸潤した後、専門的なメカニズムを通して余分な溶液を除去する。その後、乾燥器を通して溶剤を揮発させ、予備含浸料を得る。

2.熱溶融法

まず、固体樹脂を溶融し、準備できた繊維や織物に均一に流布して浸潤させ、あるいは樹脂を先に薄膜にし、その後、強化材と重ね合わせて熱溶融して浸漬し、予備含浸料を得る。

画像引用元:https://baike.baidu.com/item/%E6%B5%B8%E6%B8%8D%E6%A0%91%E8%84%82/11042014?fr=aladdin

一方、熱可塑性樹脂含浸処理は溶液法、熱溶融法のほか、粉末法合成繊維法も使用することができる。つまり、まず樹脂粉末を繊維上に均等に散布し、加熱装置にて融解し浸潤させる方法と、ポリマー合成繊維と強化体を混合し、混合糸または織物を作り、加熱成形の過程において強化体を浸潤する方法である。

樹脂含浸処理による予備含浸料の準備は、樹脂含有量、揮発物含有量、予備含浸材の厚さを厳格にコントロールする必要がある。これは複合材料の品質を保証する重要なポイントの1つである。

資料引用元:

https://baike.baidu.com/item/%E6%B5%B8%E6%B8%8D%E6%A0%91%E8%84%82/11042014?fr=aladdin

https://wenku.baidu.com/view/630e23986137ee06eff9185a.html

筆者:孔靖茵

2019年12月10日