エピクロロヒドリンゴムはCHRとCHCこの二種類がある。CHRはエピクロロヒドリンの単独重合体であり、中国ではCOとも呼ばれており、耐熱性、耐候性、耐油性、気密性に優れたゴムである。一方で、、エピクロロヒドリンとエチレンオキシドの共重合体であるCHCヒドリンゴムもあり、中国ではECOと略される。CHCヒドリンゴムは耐寒性、耐熱性、耐油性に優れたゴムである。
エピクロロヒドリンゴムは良好な自己消火性と付着力が備える。常温では強度が低いが、温度が上がると強度の低下が比較的に少ない。しかし、耐磨耗性が比較的に弱い。
画像引用元:https://m.xianjichina.com/special/detail_207590.html
エピクロロヒドリンゴムは特殊ゴムとして、総合的な性能がよいので、幅広く応用されている。
- 冷凍設備のフロン冷凍剤の密封部品及びゴム管、工程機械の各種類のオイルシール部品及び変圧器隔膜、消音减振材料、オイルタンクの裏地に用いられる。
- 飛行機、自動車、各種機械及び計器設備のゴム部品としても使用できる。
- 耐油ホース、印刷ゴム、密封部品、オイルカバーなどとして使用できる。
- 化学肥料水素窒素圧縮機用のスペーサーと密封部品、石油鉱場機械用のゴム部品などとして使われる。
- ガス充填製品、各種類のケーブルカバーなどにも使用できる。
資料引用元:
https://m.xianjichina.com/special/detail_207590.html
筆者:陸観鳳
2020年2月2日