カム式自動旋盤とは、主軸の長手方向の動きと、刃物の径方向の動きを「カム」という機械的構造体によって動かします。その動き量はカムの形状によって異なります。また、その速さはカムの形状とカム軸の速さによって決まります。そのために、製品ごとにカムを設計・製造します。
カム式自動旋盤は下記のような特徴を持っています。
- オートメーション。カム式自動旋盤は自動的に主軸に材料を送り込んで、終わったら自動的に止まります。一人に複数のカム式自動旋盤を同時に操作することができます。
- 高い生産効率。加工・生産の効率が高くて、一分間に30個くらいの部品を加工することができます。
- 高精度。主軸は精度が003mmに達して、高精度な製品を製造することができます。
また、カム式自動旋盤も短所があります。
- セッティング変更に時間がかかります。
- わずかな寸法調整も機械的なダイヤルを回して調整するので難しいです。
- 職人のカン・コツの要素を必要とする部分があって、技術の伝承が難しいです。
資料引用元:
https://www.del-parts.com/auto_lathe_cam_gbp.htm
https://baike.baidu.com/item/%E5%87%B8%E8%BD%AE%E5%BC%8F%E8%87%AA%E5%8A%A8%E8%BD%A6%E5%BA%8A
筆者:孔德珩
2020年2月7日