設備

電解バリ取り機について

電解バリ取り機は電解加工の特殊な応用形式としては、加工ワークに機械的な力がなく、自動化や半自動化を実現することが容易で、高硬度・高靭性の金属部品のバリを除去することに適している。

手作業では処理しにくく、可達成性が悪い複雑な内腔部位、特に交差する穴、立体と立体の表面公差線のバリに対しては、電解バリ除去を利用すると、明らかな優位性を持っている。

電解バリ取り設備は既にシリーズ化された製品を持っている。現在、自動車エンジン、通用エンジニアリング機械、航空宇宙飛行、気動油圧などの多くの業界で広く応用されている。

画像引用元:http://images.cpooo.com/files/201301/16/p/55/310378_1358310150.jpg

現在、全自動電解バリ取り設備がすでに出てきた。全自動電解バリ取り設備は電気化学反応原理を利用し、金属材料の部品に対して自動的にバリ取り作業を選択的に行うことができる。

全自動電解バリ取り設備の主な技術的特徴:

1.ワークを一度に挟み込むことで、電極ヘッドの多方向が自動的に一回で全ての部位にバリ取りができる。

2.除去しにくい内部バリに適している。穴の交差するところ或いは角の辺に小さい丸コーナーを形成することができる。

3.熱処理後の部品と仕上げ加工した部品に適している。仕上げ加工の表面を損なわない。

4.生産ライン作業に適している。複数の部品を同時にバリを除去できる。

5.金属切削加工の分野全体に適用する。

6.バリ取りの効率が高く、加工サイクル毎に2~3分しかかからない。

7.非リニア電解液は人体に無害である。

資料引用元:

http://b2bweb.258.com/newsd/790019.html

http://www.cpooo.com/products/3253163.html

筆者:孔靖茵

2020年2月26日