風速計は、空気の流速を測る器械である。風速計の種類が多い。その中に、常用のはカップ形風速計、プロペラ風速計、熱線風速計、デジタル風速計などがある。
測候所で最もよく使われているのはカップ形風速計であり、3つの互いに120°にしてステントで固定された放物線カップで感応部分を構成し、空いているカップの凹面はいずれも同じ方向に向かっている。全体の感応部分は垂直回転軸に取り付けられている。風の作用で、カップは軸をめぐり、風速と正比例の回転速度で回転するのである。
画像引用元:http://file.zcwz.com/img/images/201410/20141017154012767.jpg
風速計の利点
- 体積が小さく,対流場にの干渉が小さい。
- 適用範囲が広い。気体だけでなく、液体にも使える。気体の亜音速、遷音速、超音速の流れにも使える。
- 測定精度が高く、再現性が良い。
- 平均速度を測る以外に、リップル量と乱流流量も測定できる。そして、単向運動以外に、複数の方向の分速度も同時に測定できる。
風速計の主な用途
- 平均流速と方向を測定する。
- 流れのエディ速度とそのスペクトルを測定する。
- 乱流中のレイノズル応力及び2つの点の速度相関性と時間相関性を測定する。
- 壁せん断応力を測定する。(通常では壁面と平行に配置された熱膜検出ヘッドを採用して行い、原理が熱線風速測定に似ている。)
- 流体の温度を測定する。(まず検出ヘッドの抵抗が流体温度に応じる変化曲線を測定し、その後測定した検出ヘッドの抵抗によって温度を確認することができる。)
上記以外に、また多くの専門的な用途が開発される。
資料引用元:https://baike.baidu.com/item/%E9%A3%8E%E9%80%9F%E8%AE%A1/3454329?fr=aladdin
筆者:朱泳霖
2020年6月5日