継手とはパイプやチューブ、ホース同士をつなぎ合わせるもので、ジョイントやコネクターという呼び方もあります。用途や仕様、材質によってさまざまな種類があります。
まず、工業用によく使われる黒継手という継手を紹介したいと思います。一般的な配管に用いられることが多く、水や空気などに対応しています。そして、メッキ加工されている「白継手」は黒継手と違って錆や腐蝕を防ぐために表面の処理がされています。
次はステンレス継手という種類ですが、優れた耐食性を持っていて普及率がとても高いです。建築やプラントなどに幅広く使われていることから配管の主役とも呼ばれています。そして銅と亜鉛の合金である黄銅で作られる「黄銅製継手」はトイレの給水管や洗浄管、便器スバットによく使用されています。黄銅より品質の高い継手と言うと「青銅製継手」です。青銅とは銅と錫の合金で、強度や硬度、耐力は黄銅より優れており、海水に対する耐食性もよく、錆にくいという特徴があります。最後は樹脂製継手という樹脂でできている腐蝕に強い継手です。樹脂で製造されているので、熱に弱いというデメリットがあります。
そのほか、価格が低くて強度が高い万能継手と呼ばれる「塩ビ継手」や「架け橋ポリエチレン管継手」という種類があります。
資料引用元:https://www.haikanbuhin.com/blog/post-1560/
筆者:孔德珩
2019年6月8日