プリント基板とは基板の一種で、プリント配線板とプリント回路板のことをまとめて指す総称です。絶縁体でできた板の上や内部に導体の配線が施されたものはプリント配線板と言います。電子部品がはんだ付けされて、電子回路として動作するようになったものはプリント回路板と呼ばれます。
電子製品に欠かせない部品として、プリント基板は科学技術の発展につれてその需要が右肩上がり上昇しており、年の生産高は500億ドルを超えています。中商産業研究院が発表した『2016-2021年中国プリント基板業界についての分析及び投資の報告』によると、2016年世界のプリント基板の生産高は542億ドルに達しており、2015年より減少しましたが、電子産業の発展につれてさらに増加していく見込みがあります。
また、2015年世界のプリント基板の割合と言えば、中国の生産高は世界の46.6%占めており、一位になりました。その次は中国台湾の13.6%と韓国の12.8%です。プリント基板生産の中心はアジア地域へと移転しつつあって、中国大陸、中国台湾と日本はすでにプリント基板の生産中心になりました。2016年には中国プリント基板の一年の生産高は271.2億ドルに達しました。プリント基板の生産中心の移転につれて、中国のプリントの生産の増加は安定しており、2021年にはその生産高は320.4億ドルに達する見込みです。
資料引用元:
https://sakaitec.co.jp/engineering/machinetool/149
https://emwap.eastmoney.com/news/info/detail/20170616747543975
筆者:孔德珩
2019年7月29日