接着剤とは、ものとものをつなぐために使われる物質です。一口に接着剤と言っても、形状や構成する主成分などによって、その種類が違います。
構成する主成分において分類すると、大きく二つに分けることができます。それぞれは有機系の接着剤と無機系の接着剤です。
まずは有機系の接着剤です。有機系とは生物が作り出した成分を使用するものです。その中に、有機系には天然系と合成系という二種類があります。有機系の本来の生物が作り出した成分を使用した接着剤は天然系と言いますが、本来の生物が作り出した成分を真似して人工的に同じような成分を作り出したものは合成系と言います。現在、有機系の接着剤は主流となっている一方、有機系の中に合成系がほとんどです。
次は無機系の接着剤です。無機系とは、炭素を含まず鉱物から取った成分を使用するものです。有機系と比べて、無機系は1000℃以上の高温に耐えられますが、衝撃に弱いというデメリットもあります。
ちなみに、接着の強さは様々な要因で決まります。例えば、接着剤の塗れ具合と接着角によって接着の強さが違います。また、接着剤の種類や材質によって接着の強さが異なります。そのほか、接着剤にかかる力などもその要因の一つです。
資料引用元:
https://www.monotaro.com/s/pages/productinfo/settyakuzai_type/
https://www.threebond.co.jp/ja/technical/seminar/adhesion.html
筆者:孔德珩
2019年10月27日