ばねは弾性を利用して働く機械部品です。弾性材料で作られるばねは外力によって変形して、外力を除いた後また元に戻ります。
受力性質によって、ばねは引張りばね、圧縮ばね、ねじりばね、曲げばねに分けられます。形状によって、皿ばね、板ばね、コイルばね、竹の子ばね、トーションばねなどがあります。製作過程によって、冷間巻きばねと熱間巻きばねに分けられます。
普通の円柱ばねは製造が簡単で、荷重を受ける状況によって各種類の型式を作ることができます。そして、その構造が簡単なので、応用も最も広いです。ばねの製造材料は一般的に高い弾性限界、衝撃靭性及び良好な熱処理性能などを持っています。よく使われるのは炭素ばね鋼、合金ばね鋼、ステンレスばね鋼、銅合金、ニッケル合金、ゴムなどがあります。また、ばねの製造方法は冷間巻き法と熱間巻き法があります。通常では、スプリングワイヤーの直径が8ミリ以下のものは、冷間巻き法を使って、8ミリ以上のものは熱巻き法を使います。
「ばね巻き」とはばねの巻き成形方法の略称です。「ばね巻き」はばね製造の一番目のプロセスで、しかも重要のプロセスで、巻き成形の精度が製造過程の全体に極めて重要な役割を果たしています。ばねの巻き成形設備は一般的に心軸ばね巻機と無心軸ばね巻機に分けられます。
一方で、冷間成形の後に要求された寸法精度を得るために、ばねの設計、工芸装置の設計及び工芸プロセスの編成において、必ず異なる材料である各種のばねは成形の時での スプリングバッグ量を精確に把握しなければならなりません。スプリングバッグ量に影響する要素が多くて、主に材料の力学性能、ばね指数(C)と工芸装置などの要素があります。
資料引用元:
https://baike.baidu.com/item/%E5%BC%B9%E7%B0%A7/12014589
http://m.lyktxs.com/news/2852.html
筆者:何桃紅
2020年5月31日