中国過去録32(5)

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(昨日の続きより)

中国人の場合は漢字のみですので、当然、苗字・名前となるのですが、日本人はたとえ漢字の名前があっても、登記上は外国人扱いとなるため、漢字での登録は認められません。他の外国人と同じくアルファベット表記での登録となります。

それ自体は何ら問題ないのですが、銀行によって名前と苗字の登録順序が異なるのが問題で、さまざまなところでその弊害が現れます。たとえば、外国人であってもWeChatペイもアリペイも使え、中国国内に口座があればそれと連結することでデビッドカードと同じようにいつでも口座からそのまま支払いができます。リンクさせる口座は一つだけでも複数でもどちらも可能です。

ただ、WeChatペイの場合は、名前の形式は一つしか登録することができません。つまり、最初に追加した口座の表記形式と次のとが異なる場合は、その口座は追加できません。

(明日に続く)


鈴木陽介

ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/

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