最近思うこと9（3）

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（昨日の続きより）

他方で、中国に居る間は、もちろん中国でやらなければならないことや予定などについて普通に頭の中に残っていますし、次にどうしなければならないのかも普通に考えられます。また、日本でのことや次に日本へ行く場合のことも普通に考えられます。

逆にいえば、日本にいる時と比べて、この差は何なのでしょうか？

先日お会いした方は、日本にいると、あれこれと要求されることが多いから、それにかかりっきりになって記憶が飛んでしまうのでは？と言っていましたが、これはこれで的を得ているかもしれません。日本の場合は、自分の裁量でやるというよりは、上司があれこれと指示してやらせるというやり方がまだまだ多いという印象です。

私の意見では、やはり、自分は日本人ですので、良くも悪くも日本を意識してしまっているのだと思います。だから、世界中のどこにいようが、日本のことは意識せざるを得ないのです。

ところが、日本に戻ってしまうと、よほど意識しない限り、海外と触れ合う機会はほとんどありません。日本にいる外国人も多かれ少なかれ日本語を話せる人がほとんどですし、田舎だとそもそも外国人と触れ合う機会すらありません。

なので、3日もすれば、すっかり元の日本人に戻ってしまうという話です。

（明日に続く）

鈴木陽介

ビジネスハブ香港編集長：http://businesshub.hk/category/suzukyblog/

(アイデアポート・グループ代表：www.ideaport.com.hk)

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