最近思うこと49(13)
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(昨日の続きより)
自動車やバイクの下請けメーカーの社長や取引銀行の人たちは、みなさん口を揃えて言うのですが、電気自動車になってくると部品の点数が少なくなり、仕事が減ってくるので危機感を感じているとは言うももの、本当に危機感を感じているようには見られません。
まぁ浜松は一応地元なので、そのものづくりのダメ出しばかりしていても仕方ないので良い点も言えば、量産のサプライチェーンは目を見なるものがあります。
たとえば、北九州で聞いたのですが、北九州のある会社が量産しようと日本各地の会社に見積もりを取ったところ、浜松の会社の金型が一番安かったとのことです。もちろん安いだけで品質が悪ければ意味がありませんが、ものづくりのサプライチェーンがしっかりしているため、深センの郊外のような量産の体制が確立されています。
(明日に続く)
鈴木陽介
ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/
(アイデアポート・グループ代表:www.ideaport.com.hk)