深センについて考える2(2)

この記事を読むのに必要な時間は約 2 分です。

(昨日の続きより)

ちなみに、越境ECと国内ECとの違いですが、商品がどこにあるか、購入者がどこに居住しているかの違いであって、どの国籍の人がどこの国の商品を購入したかどうかは関係ありません。

たとえば、中国に居る日本人が、日本のECサイトで商品を注文し、代行業者を使って中国の居住地まで送ってもらった場合、これは商品が日本から中国へ移動していますので、は越境ECと呼べますが、日本にいる中国人が日本のECサイトで商品を購入して日本の住所に送ってもらった場合は越境ECではなく単なる国内ECです。つまり、購入した商品が国または特別な地域などの境を越えることではじめて越境ECということになります。

もちろん、日本に居住する日本人がアメリカやヨーロッパのサイトから購入することも越境ECであり、他の国の人が同じように別の国のサイトから商品を購入することもしていたわけで、越境EC自体は本当に昔からありました。

(明日に続く)

鈴木陽介

ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/

(アイデアポート・グループ代表:www.ideaport.com.hk)

■ビジネスハブ香港:香港及び華南、アセアンの情報ステーション
「ハブとしての香港」をコンセプトに、香港及び華南、アセアンの「生」の情報が見られます。http://ideaport.jp/businesshubhk

□お問い合わせ
ビジネスハブ香港の記事に関するお問い合わせは下記までお願い致します。http://ideaport.jp/contactbhh

Follow me!