最近思うこと7（4）

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（昨日の続きより）

なにせ、実際に1+1=4だと言ってのけるオヤジが目の前にいるのです。このような人間がウヨウヨいる（とは言っても本当に多くいたら困りますが（笑））世の中の荒波を1+1=2だけで渡っていくのは不可能です。つまり、考える力を付けなさい。ということであると理解しました。

ここまでは当時の私の理解ですが、今思えばこれでもまだ理解が足りなかったと考えています。今ならもっと深く理解できますが、彼が本当に言いたかったのは、要は、1+1=の答えが2だとか2じゃないとか、考える力を養わなければならないとかいう単純な話ではなく、自分の人生なのだから、試行錯誤しながら、自分なりの答えを見つけなさいよ。ということを言いたかったのではないかと思います。

多少哲学的な話になってしまったかもしれませんが、若い時は勢いがある半面、視野が狭くなりがちという欠点も抱えています。彼としては、世の中のほとんどのことは答えなどあってないようなものだから、もっと柔軟になりなさい。ということを目の前の若者に対して言いたかったのではないかと思います。

「くれくれぼうずになるな！」

「1+1=4、つまり、結婚して子供を2人産んだら4になる。」

いずれにせよ、これら2つのコトバを通して、自立し、自分の人生の答えは自分で見つけろ！と、このおせっかいな人生の先輩から檄を飛ばされたのだと、今ではこのように理解しています。

鈴木陽介

ビジネスハブ香港編集長：http://businesshub.hk/category/suzukyblog/

(アイデアポート・グループ代表：www.ideaport.com.hk)

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