中国過去録9（5）

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（昨日の続きより）

そのうえ、一度切ってしまったら商品価値がなくなるため、返品もできないと言い張ります。冷蔵庫に入れなくても腐らないと言っているのと矛盾していますが、確かに切り取ったのを買いたい人は少ないかもしれません。

このようにモメているうちに、それが得てして客寄せになってしまったのか、近くにいた初老の男性が近づいてきて、私が話している相手に値段を聞きました。ところが、6元/100gというのを聞いた途端に、ハッとだけ言って足早に立ち去りました。まさしく、何言っているんだコイツは！とでも言わんばかりの軽蔑の眼差しが見てとれました。やっぱそうだよな～、普通に考えて高いよな～。

私もこの方と同じように、最初にいくらだ？と聞いておくべきでしたが後の祭りです。基本中の基本なのに忘れてしまった自分が腹立たしいです。

（明日に続く）

鈴木陽介

ビジネスハブ香港編集長：http://businesshub.hk/category/suzukyblog/

(アイデアポート・グループ代表：www.ideaport.com.hk)

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