中国過去録16(5)
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(昨日の続きより)
二つ目は、TSTへ向かうべく乗った高速列車の車内で事件が発生しました。
ただ単に深センに戻るだけであれば、バスに乗って帰れば良かったのですが、その日は所用でTSTへ行かねばならず、また、少し急いでいたため、空港専用列車でTSTまで行くことにしました。
列車に乗って一駅か二駅を過ぎたころ、外は大雨になりました。ただ、もちろん、列車の中にいる我々には影響がありません。というか、そのはずでした。。。
というのも、ブーンという変な音がしたなと思ったら、なんと、上から水が落ちてきたのです。幸い私には直撃しませんでしたが、横に置いてあった荷物が直撃を受けました。周りを見渡してもみな平然としています。
どうやら、私が荷物を置いてあった席の上からだけ水が滴り落ちているようでした。スプリンクラーが作動する理由はありませんし、エアコンの水が漏れている可能性も低いです。なぜなら、雨が弱まった途端に水滴が落ちなくなりました。
(明日に続く)
鈴木陽介
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