深センについて考える2(3)

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(昨日の続きより)

ただ、越境ECが爆発したのは中国ですので、越境ECの概念に本格的に火をつけたのは中国でもあるということになります。だいたい、中国で越境ECの新政策ができたキッカケは、中国の人々が爆買いや越境ECなどを通して海外の商品を購入することが増えてきたからです。

最近は「爆買い」というコトバも死語になりつつありますが、数年前と比べてだいぶ沈静化してきたとはいっても、未だに中国の旧正月や国慶節などの大型連休になると、大勢の中国人旅行客が日本に行って、日本の商品を買い漁る光景がニュースなどで報道されています。

一方で、モノと買うことは一巡したためか、最近の傾向では、モノを買うことよりは旅行や食事へと主目的がシフトしていることもあり、爆買い自体は下火になりつつあります。他方で、爆買いが下火になった原因は他にもあります。それが越境ECです。

(明日に続く)

鈴木陽介

ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/

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