深センについて考える1(3)
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(昨日の続きより)
ちなみに、先に出てきた広州と深センというのは、あくまで郊外の話です。市内にはほとんど工場がありませんので。
広州市内と深セン市内の比較という意味では、そのまま問屋街の話になってしまうのですが、広州市内は、アパレル、カバンやバッグ、シューズ、文房具、アクセサリー、シューズ、観葉植物(プラスチック)、二胡などの楽器、化粧品や美容関連商品、音楽や映像関連製品など、ひとことでいえば、電源を必要としない製品の問屋街が集結しています。
一方で、深セン市内は、広州と同じくアパレルの問屋街があり、茶葉や絵画、カー用品、家具などユニークな問屋街が多いのですが、問屋街という意味では、やはり、華強北電気街が非常に有名です。そういう意味では、深センは電源を必要とする製品の問屋街が中心であるともいえます。
(明日に続く)
鈴木陽介
ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/
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