中国過去録30(3)
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(昨日の続きより)
だいたい、いくらシステムを作り込んでも必ず想定外のことが発生します。システム化は手続きが順調にいけば素晴らしいことですが、特に深センの工商局のシステムは未完成で、上手くいかない人の方が多いにもかかわらず、上手くいかなくてもシステムでしか受け付けていないのでもう一度試せ!みたいな対応でとにかく時間を無駄にさせられます。
システムがまだヘボいのに、システム以外の方法は一切受け付けないなんて、一体全体何を考えているのか?と思ってしまいます。時間節約するためのシステムであるはずなのに、このように問い合わせや原因究明、やり直しなどにより時間がかかってしまっては本末転倒です。
こういった手続きには、実は、銀行で発行してもらうネットバンキング用のUSBが必須で、そこに署名用の証明書を入れてもらい、工商局の手続きなどで使用します。ただ、それも銀行によって異なり、政府側のシステムもそれに対して完璧に対応できていません。
(明日に続く)
鈴木陽介
ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/
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