深センについて考える12(1)

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何をもってよしとし、何をもってダメとするか、特に工場での外観検査では日中の考え方の違いが顕著に表れます。

いつもの事なのですが、中国や欧米向けではまったく問題ないようなキズであっても、日本ではダメということも多く、本当に考え方の違いだなと思うのですが、工場の人たちも言えば理解してくれる場合がほとんどです。

ただ、頭で理解していても、それを実際に作業に落とし込むことは簡単ではありません。特に、外観のキズの場合は、いついかなるタイミングでも発生し得るため、せっかく外観検査をしてOKとしても、その後の扱いによってキズが付いてしまうこともあります。

ただ、これは一日で解決できる問題ではなく、発注する側、つくる側双方、時間をかけて一緒に改善していくという姿勢が大事だと思います。

(明日に続く)


鈴木陽介

ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/

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