最近思うこと2(1)
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判断基準
2.期待しない
一週間にわたって「欲張らない」ことについて書き連ねてきましたが、この「期待しない」ということも欲張ることとまったくの無関係ではありません。
期待をするという行為は、大きく分けて次の3つの対象があると思います。
1.自分に期待する
2.他人に期待する
3.モノや自然などの人ではない部分に期待する
まず、一番目の自分に対する期待、これは、判断基準3番目の「無理しない」と密接に関わっているため、詳しい説明は後日に譲ります。
では、二番目の他人に対する期待、これはどうでしょうか?
他人に期待するということは、たとえば、誰かに何かをお願いし、自分の希望通りの成果をリターンしてくれるよう要求することだと思います。また、お願いをしないまでも、彼あるいは彼女ならきっとやってくれるだろうと、「よい結果や状態を予期して、その実現を待ち望むこと(三省堂 スーパー大辞林)」だと思います。
前者と後者の違いは、前者であれば、相手がそれをできたら褒めて、できなかったら貶(けな)したり、反省を促したりという具体的な行為に及ぶ場合が多い一方で、後者は、できたら希望を、できなかたら失望を、勝手に期待した人の内部に生み出すことになります。
(明日に続く)
鈴木陽介
ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/
(アイデアポート・トレーディング代表:www.ideaport.com.hk)
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