中国における労働者派遣の10%規制について

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私が勤めている会社は、日系メーカー様のみを対象とした日本式の製造業務請負サービスの提供を行っております。2014年11月、蘇州に日中の合弁企業として現地本社を設立しました。

私は2015年9月から広州にきており、お陰様で今年3月、広州にも分公司を設立し、数々の日系企業のお客様よりご依頼、ご相談を頂いております。

中国では2014年に労務派遣暫定規定、所謂10%規制の法令が公布されました。

このため、日系企業のお客様の多くは、派遣社員による労務コスト削減、繁閑対応などをされているのが実状です。このような状況下ですので、この10%規制には多くの日系メーカーのお客様がお困りなのではないでしょうか?

 

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画像引用元:
http://health.sohu.com/20160126/n435831053.shtml

 

また、派遣を使っていなくても、年々増加する最低賃金、手厚くなる労働者の権利、それに伴う労務コストの上昇や労務トラブルのリスクでお困りのメーカーのお客様も多いはず・・・。

これらの課題を解決するため、また、単に10%規制のクリアだけではなく、労務コスト削減、繁閑対応、生産性向上、労務リスクの回避などのために、製造請負のノウハウを持った業者に業務委託をするメーカーのお客様が増えております。

 

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画像引用元:
http://www.juimg.com/shiliang/201403/chengshifengguang_504708.html

 

中国ではこれまで請負という概念が無かったため、製造請負のノウハウを培ってきた日本の請負会社のニーズが高まっています。一方で、中国に合った労務管理をするためには、これまでどおり、中国の専門業者の力が必要とされています。

多くの企業にとって、一番の課題はヒトの問題です。中国で新たに業務請負を導入される際は、ぜひとも日中の専門家にご相談のうえ、慎重に進めていいただければと思います。

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森田 慶

 

苏州英特科制造外包有限公司 広州分公司
http//: www.engmaintec.com

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