深センについて考える2(4)
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(昨日の続きより)
そもそも越境ECに火が付いた理由は、日本へ爆買いに行った中国人観光客が、日本で大量にモノを買って自国へ持ち帰ったものの、炊飯器などの耐久品はともかく、消耗品であれば時が過ぎればすぐに無くなってしまいます。かといって、日本へまた行くには時間もお金もかかりますし、ほとんどの人は仕事をしている以上、そうそう簡単に日本へ行くことはできません。他方で、日本で買ったあの商品をまた使いたいな。というジレンマを抱え続けることになります。
それを解消する方法として現れたのが代購と呼ばれる方法で、日本にいる親戚や友人、あるいはそれを生業としている専門業者にお金を払い、自分の代わりに日本で商品を購入してもらい、中国にいる自分のところまで送ってもらうというやり方です。こちらも、広義の意味では越境ECに含まれます。
(明日に続く)
鈴木陽介
ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/
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