深センについて考える8(4)
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(昨日の続きより)
もっと言えば、正直、この強みを活かすか殺すかは、深センより広州と香港次第だと思います。広州と香港の人たちは伝統とプライドがあり、新参者の深センの人たちを小バカにしている印象は否めません。
深センは、確かに40年前はド田舎でした。
少し前に、市民中心駅近くの深セン博物館に行きましたが、ある香港人が、深センは40年の歴史しかないのにいったい何があるんだ?とバカなことを言ってきました。
歴史のことなど言い出したら、香港や上海などは150年くらいしか無いのですが、これが一般的な香港人の深センに対する考え方です。
けどこれは、古い王朝が崩壊して新しい秩序が形成されていく時代ととても似ている気がします。時代の変わり目に必要なのは、伝統や名門などの箔ではなく実力です。
(明日に続く)
鈴木陽介
ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/
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