中国過去録34(6)
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(昨日の続きより)
そもそも、契約時にお店側も不振に思たでしょうし、気分もよくありませんが、埒が明かないので、たとえ一年ずつでも更新できればいいと思ったでしょう。それが、一年経ったら更新しないでは怒るのも当然です。
いずれにせよ、契約更新絡みの揉め事であることは間違いありませんし、当日の朝に蘭州ラーメン店の前を通った時、祝日でもないのに閉まっていて不審に思いましたが、理由がわかりました。
それより、今回ハッとさせられたのは、一家の大黒柱として、追い詰められた時の彼の底力です。
契約更新しないと言われたからといって、言われたとおりに受け入れて、泣き寝入りしても何も始まりません。
彼のやり方自体は他の人にも迷惑をかけており、決して賞賛できませんが、家族と従業員を守るためなら何でもするぞ!という覚悟のようなものを感じました。
(明日に続く)
鈴木陽介
ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/
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