中国過去録35(4)

この記事を読むのに必要な時間は約 2 分です。

(昨日の続きより)

彼曰く、実際は大陸でも同じようなルールがあるのですが、大陸の人は普段からあまり守っていない人がおり、ルールが厳格に適用されていないからだ。という話でした。

この話には若干の理解錯誤があるなとは思いましたが、というのも私は最低月一回は深セン広州間の高速鉄道を利用しますが、大陸の車掌も結構ルールに厳しいですし、お客様もちゃんと従います。特に、荷物を上の棚に置いていてその荷物がはみ出していると指摘されます。

話題を先程の続きに戻しますが、923日に西九龍福田間の高速鉄道がオープンされたことは先にも述べましたが、香港側の延長距離はわずか20数キロだけだそうです。

ただ、彼曰く、この20数キロ増えただけで、つまり、香港がこの高速鉄道網の計画に加わっただけで、非常にキレイで緻密なウェブサイトができ、従来の簡体字だけでなく、繁体字や英語でも中国の高速鉄道網に関する内容が見られるようになる。これこそが香港の力であり、香港が加わることで、見えにくい中国のことが「見える化」される。とのことでした。

(明日に続く)


鈴木陽介

ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/

(アイデアポート・グループ代表:www.ideaport.com.hk)

■ビジネスハブ香港:香港及び華南、アセアンの情報ステーション
「ハブとしての香港」をコンセプトに、香港及び華南、アセアンの「生」の情報が見られます。http://ideaport.jp/businesshubhk

□お問い合わせ
ビジネスハブ香港の記事に関するお問い合わせは下記までお願い致します。http://ideaport.jp/contactbhh

Follow me!